第114回研究会の記録
                                       発行:事務局、記録:野口
実施日時:1999年 5月16日(日) 10:30〜16:30
開催場所: ECCコンピュータ専門学校 1号館204教室
司会:西野
記録:野口
出席者:飯田、大西、岡本、河俣、角、高橋(参)、田中(久)、田中(博)、
     中條、中西、西野、新田、野口、正木、村田、横山、鍵本
欠席届:石桁、岩崎、礒野、西垣、福田、高橋哲、中村民、吉川、泉

1.諸会連絡:
5/24  大阪高等学校情報教育研究会設立総会 府立教育センター
5/29  サイバー法研究会、法情報学研究会(学術フロンティア社会・人間・情
     報プラットフォームプロジェクト)  明治大学
5/29  教育システム情報学会 第24会全国大会打合せと
             関西支部評議会  園田女子学園
6/4      遠隔地教育システムの研究会    ISDNを使った高帯域通信利用
6/5    JET 情報教員養成に向けて      東京国立教育会館
6/5,6   大学教育学会              倉敷芸術科学大学
6/13    近畿情報教育連合第1回総会       園田女子学園
6/18,19 私情橋                         大阪経済大学
     情報教育問題フォーラム(但し会員校のみ参加可)
6/26   日本情報倫理協会               門真松心会館
     URL www.janl.net 参照
7/10   教育システム情報学会関西支部 高校の部研究会
                            大手前ビジネス学院(予定)
7/28,29,30
     情報処理学会 教育とコンピュータ研究会 長野県
     新教科「情報」実施に向けての教育動向と取扱い

2.いろいろ情報
  (1)中條先生から
      雑誌:論座 6月号 朝日新聞社 \780
                記事「情報化が歪める子供」
    雑誌:サイアス(SCIAS) 6月号 朝日新聞社  \980
        記事「インターネット犯罪入門」
    雑誌:教育とコンピュータ Specal Mook 学研  \1,800
        学校インターネット始めの一歩
    書籍:教室からのインタネットと挑戦者達 チャレンジキッズ
                北大路書房 \1.900
    書籍:教室がインターネットにつながる日 深田他 
                北大路書房 \2,000
    書籍:ネットワーク社会と教育(コンピュータがもたらす教育革命)     
              Gulobal RduNet事務局 \880
    冊子:著作権読本(学校教育と知的財産権)
        財団法人消費者教育支援センター、監修文化庁
        中学生向け著作権開設副読本作成委員会
  (2)資料紹介:
    石桁先生:新聞切り抜き集
  (3)他研究会など紹介:
    中條先生:コンピュータ犯罪に関する第3回白浜シンポ
     ・ アメリカ事情:FBIと民間共同のインフラガードという組織が
      作られている。 
           ・警視庁からの講演があった:警察関係の参加多し(半分ぐらい)。
     ・UNIX系のハッカーが増えている。ハッキング専門誌が溢れ憂慮。
     ・技術、法の充実が必要だが、それが出来ないとき倫理に振られるの
      は如何なものか。

3.新規会員紹介:
 ・広島大学大学院博士後期課程在学 上村 崇さん
 ・会員登録運用について、申入れの直後の研究会(当日もあり)からML
  登録する事が確認された。
 ・会費については、慣例により、遠隔地半額、学生半額だが、2重半額処理
  はされないことを再確認した。尚、会費は通信費や慶弔費、事務処理費等
  に使われるが、特に了承を得ない研究会時の資料についての郵送はしない
  ことが確認された。
   
4.近畿情報教育連合会(旧近畿地域情報教育連合会xxナンチャラ)報告
  ・野口より、4/24に行われた設立準備会の状況が報告された
     資料の回覧、規約作りの最中であること等
     必要なことは、適時IEC側のMLへ流している
  ・参加の扱いについて、「団体参加」でIEC会員は団体メンバーであるため
     特にIEC会員の立場で参加宣言はしなくて良いことを了承した。
     尚、各本務校の立場で参加される場合は、手続き(参加条件、立場を表明
     する書式に従い)されるよう、IECとして確認した。

5.本日の研究テーマ
   高橋(参)先生からの上月情報教育財団研究助成報告資料に
   基づき意見交換がなされた。
   (1)研究内容
     1)冊子作成 
     2)アンケート 
     3)システム作り 
     4)総合して情報倫理教育の評価
   (2)期待すること
     1)高等学校教育での情報ネットワークの光と影を知らせる
       〃        冊子教科書を考えたが教員用のテキストへ
     2)インターネットによる情報活用
     3)生活者としての情報意識
   (3)ネットワーク利用での問題行為について
     1)知識の差、意識の変化は授業で対応できるが行為は変わらない
     2)知識や意識は高等教育機関の役目か。
     3)行為の問題は初等中等教育から始めないといけないのでは。
     4)その他、文字の取り扱い、索引の必要性などの意見がでた。問題点や
   (4)改善点等の意見を情報倫理グループへ連絡を願いたい。

6.全国大会発表の件について
  研究発表表題および発表者、連名者を以下のように進めることとなった。
   (1)情報教育から見た入試センター試験(数学) VI
              数学、特にアルゴリズムの問題として
       ○新田、大西、野口、IEC
   (2)情報教育から見た入試センター試験(数学) VII
              プロトコル調査による教員の視座についての分析
       ○田中、新田、横山、石桁 IEC
     (IEC会員記載氏名リストは、この5ヶ月間の内、3ヶ月出席者、
        欠席申し出者も出席とみなす)
    内容について、「たたき台」資料に基づき意見交換がなされた。
    原稿枚数によって、VIの内容の範囲の変更があり得る。
   (3)全国大会事務局より、協賛表示について問題無いかの確認があった。
    高橋代表を通じ了承された。

7.フォーラムについて
  (1)冊子の作成 
     これまでのセンター入試関係の発表をまとめる、研究経緯を付ける
     6月中に原稿をまとめる
     予算10万円、50ページ以内で500冊程度(が可能か?)
  (2)フォーラムの時間扱い
     総時間1時間30分(30分:挨拶、冊子内容 残りBeer & Talk)
     予算15万円
  (3)販売用「情報教育の知恵」をパワー社から購入が認められた
     予算10万円以内(半額入手を期待する 100冊)
  (4)反省会について(正木取りまとめ)
     現在14名文の宿泊申し入れ、
     残り少なし(6名分、早い者勝ち、5月末で一旦締め。後は各自で)
     ^^^^^^^^^^至急メールで正木先生に連絡を!
  (5)フォーラム分担は次回研究会で

8.大学教育学会等について横山先生からの紹介
  現在、石桁先生が理事をされている。入会のお誘い。論文の投稿をよろしく。
  問題解決演習ワークブックの紹介、

次回は、6月20日(日)
  司会:田中  記録:鍵本
  研究報告は、石桁先生です。
                         以上