第155回IEC研究会議事録

日時:2002年12月1日(日)
   13:30〜17:00

場所:KGハブスクエア大阪
    (大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー13階
    /TEL:06-6485-5611/http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/)

出席者(順不同・敬称略):西野、高橋、米沢(新規会員)、矢島、
    岡本、正木、横山、中村(民)、田中(規)、村田、野口、
    江見、見市、石井、中條、田淵、河俣、中西、鍵本、吉川、
    小林(見学)、阿濱、小谷
欠席届提出者:石桁、北村、森石、岩崎、泉、山上、西之園、小山、
    礒野、新田、西垣

司会:阿濱
書記:小谷
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新規入会:田淵隆明(関西NTTデータ通信システムズ、7月に見学、
                    紹介者:江見)
入会希望/見学者:米沢雄介(同志社大学工学部、紹介者:矢島)、
         小林真紀(小学校情報教育サポーター)

内容
1.諸会連絡・報告,情報回覧等
 (1)滋賀県情報教育研究発表会滋賀県情報教育研究会 
   日時:12月22日
   場所:平安女学院大学メディアルーム
 (2)e-Education  シンポジウム「KIT公開シンポジウム 「教育の
   情報化・学校の情報化」」
   日時:平成14年12月4日(水) 13:30-17:00
   場所:京都工芸繊維大学センターホール
   (JR京都駅より地下鉄国際会館行きに乗車, 松ヶ崎駅下車
   [乗車時間約16分],徒歩約10分)
   備考:http://image.dj.kit.ac.jp/~fujita/aacu/e-Education_day.html
 (3)リサーチフェア2002
   日時:12月6・7日
   場所:関西大学三田キャンパス
 (4)Jsise関西(高等教育)
   日時:1月25日午後
   場所:大阪大学豊中キャンパス
   (企業展示あり)
<事後報告関係>
 (1)情報ネットワーク法学会
   日時:11月30日
   場所:立命館大学
   備考:回覧資料「情報ネットワーク法学会第二回研究大会
      予稿集(立命館大学、2002)」
 (2)サイバーキャンパス
   日時:10月25日
 (3)ゲーム学会設立(11月3日)
   web site:http://www.dmic.org/game/first.shtml
 (4)Jsise情報教育シンポジウム(10月26日)
■お知らせ(本会で回覧された資料)■
 (1)市民でつくろう参画条例
 (2)高等学校 普通教科「情報」授業プランと実践事例
  (小学館、2002、ISBN4-09-104397-6)
 (3)ポイントマスター 基礎からはじめる情報リテラシー
  (実業出版株式会社、ISBN4-407-30191-0)

2.研究発表1(金沢工業大学 石井充 先生)[1:30-3:30]
  「携帯電話を用いた教育」 
  ---休講情報配信の事例とJ2MEによるモバイルコンピュー
    ティング---
  モバイル機器(PDA[Palm/PocketPC/Zaurus])を用いた教育
  応用例
  携帯性・普及率の高さ・安価・Java技術を用いたプログラミン
  グが可能
 (1)通信機器としての側面を用いた講義情報配信
   メールによる「試験の日時」・「試験を行う場所」・「試験範囲」を
  配信するサービスを提供する際の問題点や課題について調べた。
  情報を受け取る学生側の問題点としては、メールアドレス不保持
  者、他者へのメールアドレスの公開などがあった。
   メールを送る際使ってほしいアドレスに関する調査では、自分の
  携帯(40名)、契約しているプロバイダのアドレス(21名)、Hot mail
  のアドレス(14名)であった。なお、情報の送り手側の問題としては、
  改行問題、BCCで送る場合の問題(携帯会社が、Spamと判断)等
  があった。
   小テストのアナウンスメールについて学生の意見を聞いた質問
  紙調査の結果は、「携帯電話使用については、登録には抵抗が
  あるが、得られる情報の有益性との兼ね合いで判断する」という
  傾向が強いことが伺えた。
 (2)メール機能を用いたインターネット教育への応用
   情報を主たる専攻としない学生に、1年間PCの基礎を習得した
  学生の2年次における上級コースとして、ネットワークの仕組みを
  解説する実習に携帯電話機器のメール機能を利用した。具体的
  には、メールアドレスを偽るという実験を実行し、差出人を偽った
  メールを(ある程度まで)見分けるには、メールのヘッダーを確認
  する方法を講義した
 (3)携帯電話におけるJavaを用いた組み込みプログラミング教育
   J2MEに進む前に、「オブジェクト指向に関する基礎知識」、「フィ
  ールドとメソッド」、「クラスの継承」を学習させている。

3.研究発表2(金沢工業大学 江見圭司 先生)[3:35-4:20]
  「UMLを用いた授業計画」(配付資料参照)

4.研究発表3(大阪電気通信大学 西野 和典)[4:20-5:00]
  「次期学習指導要領における情報教育カリキュラムについて」
  (配付資料参照)

5.各グループからの研究報告
  なし

6.その他
 <幹事会(12:30〜13:30)> 
  審議内容:代表の交代の件/幹事入れ替え
  *別途、横山先生からメールで報告有り。

 <1〜3月のIEC研の予定>
  1月12日 龍谷大学 紫映館(2F)13:30
  2月23日 KGハブスクエア大阪
  3月9日 KGハブスクエア大阪
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 <忘年会>
  17時30分-19時30分 
  会場 COCO-SUKABA(ココスカバ)