第256回IEC研究会議事録

日時 : 2011年11月13日(日)
     13:30〜17:30
場所 : 関学大阪梅田キャンパス
       大阪市北区茶屋町19-19
     アプローズタワー10階1002番教室
     電話:06-6485-5611
     http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

司会:中西
書記:山田
出席者:井口、石桁、江見、奥田、梶木、工藤、高橋、田中規、田中秀、中西、中村、西本、矢島、山田
欠席者:横山
(敬称略)
外部講演者:Naoco Inc. 代表 中澤房紀様

内容:

1. 諸会連絡

●「社会人基礎力を意識した学生研究発表会」の案内(横山先生)
2011年12月11日(日) 13:00-17:00 大阪電気通信大学駅前学者1階多目的ホール
IEC協賛
http://www.osakac.ac.jp/news/article/582

●ゲーム学会第10回全国大会 - GAS2011
2011年12月10日11日 福岡工業大学
発表申込締切 11月18日(金)
http://www.gameamusementsociety.org/2011/Taikai.html

●e-Learning Awards 2011 フォーラム
11月21日22日 秋葉原UDX
http://www.elearningawards.jp/

●本の紹介
「リスクに背を向ける日本人」山岸俊男+メアリー・C ・ブリントン、講談社現代新書、2010
「『通貨』を知れば世界が読める ”1ドル50円は何をもたらすのか?」浜矩子、PHPビジネス新書、2011
「原発はいらない」小出裕章、幻冬舎ルネサンス新書、2011
「人間の建設」小林秀雄・岡潔、新潮文庫、2010

2. 「グラフ電卓進化版」(数理部会) Naoco Inc. 代表 中澤房紀様
http://www.naoco.com/calc.htm
Teachers Teaching Technology T^3 Japan Administrator
http://www.t3japan.gr.jp/

Texas Instrumentsグラフ電卓20年 パソコン教室より手軽に使える
カシオが開発したがTIが教育用に製品化した。
江見先生による紹介ページ
http://blog.kcg.ne.jp/blog/uml/13265

SAT、バカロレアほか大学入試などで持ち込み可(試験モードでは機能制限)
中学から大学まで、問題解決のための方法を考えるのが主で、計算は自動化。
日本、韓国ほか使用していない国の方が少数派。数学の目指すところが違う?

学生が個人購入し授業で活用。
nspire cx (3代目) パソコン用エミュレータ(教師用)、無線通信システムなども。
数学、物理、化学などの教材と指導案のセットが配布されている(教師用)
米国では教師のスキルに幅があるため、教材・教案の作り込みが必要。
グラフ電卓もパソコンも道具であり、道具を使って何をするかが問題。
日本の教員ででも振り子の実験データから正弦関数が出せるのは2割程度。
教員側に準備がないまま道具だけを入れると却っておかしなことになる。
高専はエンジニアのための数学という意識が明確。
理論を教えてから体験するのか体験してから理論を学ぶのか。両方あり得る。
教員養成が変わらないと教員は変わらないので教育も変わらない。
「math」(現実世界に根ざした数学)と「mathematics」(抽象的な数学)の違い。
「社会に役立つ」は「就職先に迎合」ではない。
今までの授業法では生徒が45分もたない。探究的な活動が必要。
授業に対する期待がない(朝一番から突っ伏して寝ている)。

3. フォーラム記念誌(江見先生)

(原稿提出)
原稿提出は規定のdocx形式で宛に送っていただきたい。

(編集)
ePubで作成し、最終的には目次から各原稿へリンクする予定。
掲載順は村田先生のご提案に沿って並べ替えるよう提案者に依頼。
IECの歴史はSkyDriveにPPTファイルがあるので書きこんで欲しい。
歴代の代表幹事の時期が不明。

(出版)
印刷原稿は一旦PDFにして確認していただく。
複数社に見積を依頼中。130ページ200部で予算10万円は厳しい。
フォーラムとは別予算で。
納品はフォーラム会場へ200部全数を配送し、残部は終了後に返送。

4. フォーラム当日の進行
http://www.iec-ken.jp/forum/forum20/IECForum2011_annai.pdf

12月27日28日(詳細は第255回議事録参照)
1日目午前は20年の「進展」(主に身内)、午後は「再構築」
2日目は外部講演者を交えて(両者とも内諾の方向)
●関西学院大学 吉野太郎先生(江見先生よりご紹介)
「ICTと教育をつなぐ〜モンゴル・神戸・東京の被災地から〜」
●金沢工業大学 中村晃先生 (江見先生よりご紹介)
MathML、e-learningなど

フォーラムは参加無料。
懇親会は会員・非会員とも5,000円のうち2,500円を会から補助。
補助していることが明確なように割引券を配布(田中秀先生)
出席者名簿12/21締め切り→受付名簿・名札作成(野部先生)
OB、OGへの案内(横山先生)
領収書の用意(田中秀先生)
垂れ幕などは昨年は横山先生にお願いしたが、難しそうなら省略。
会場費は必ず期限までに支払う。(キャンセル待ちがあるため必ず!)
(中西先生より阿濱先生へ振り込み依頼をお願いする。
また、フォーラムの記念誌(ePub・紙媒体)に関しては、フォーラム会計とは
別の会計ということにしてもいいのではとのご意見を高橋先生の方から頂く)
ケータリング(リーガロイヤル)5,000円×40名で申し込んでいる。
ただし、人数が増えるなら連絡が必要。
会場費(中之島センター)7万円、
宿泊費(ホテル・ニュー松ヶ枝)・懇親会補助30万円。
 この規模の支出は今後の継続は難しい(幹事会)
受付係(野部先生・田中秀先生)
会計(阿濱先生)
庶務(田中秀先生)
写真(1日目工藤先生・中村民先生)

5. その他
情報倫理部会よりより記念講演・パーテイ(高橋先生)
2012年3月20日or25日 10年50万部 予算30-40万円


以上